ある男性が”体感”し、その目で見た、旅館での出来事。
先日、久しぶりにお会いした男性の方に聞いた話しがなかなか面白く、興味深かったので忘れないうちに備忘録的にまとめておきたいと思います。その男性が体験した「リアル」の話しです。
その男性の情報などは以下の通りです。
1.派遣社員として1年間、西日本のある旅館で働いた
2.そこは観光地としても有名だが、その旅館はいわゆる「お忍び」で使うような旅館
3.そのため、企業の経営者の人や著名人の人も来たりする。
4.旅館としても成功しており、稼働率は1年を通して8割以上だった。
何かの「パック」で来た人は態度が悪かった。
いわゆる激安の旅行パックでその旅館に来た人や、最低限の料金設定で来た人は、料理に注文やクレームをつけたり、従業員への態度も横柄である確率が高いという事でした。
稼働率が8割以上と、旅館として「忙しい」ことはこの情報からも伺えますが、そんな状態の時に料理に注文(この部分をこの食材に変えてほしい等)が入ると、厨房も忙しくて料理人の人から怒られるし、それを伝えるとそのお客も怒るしで板挟みだったそうで。
他にも、部屋に対するクレームや従業員の扱いもぞんざいなのがこの種の人たちだったそうです。
何かのお忍びで来た企業の経営者の対応で感動したこと
これが私も一番感動したお話だったのですが、この男性が経営者の方を対応していた時のこと。帰りにタクシーに乗るところを見送ったらしいのですが、その時、その方は、従業員一人ひとりに「声をかけた」んだそうです。
ただ「ありがとう」と言うだけならば簡単だと思います。ですが、そうではなくて、一人ひとりにきちんと目を見て「ありがとう」を伝える。その人柄に感動しました。経営者の方が全てそうではないかと思うのですが、この方は1年間の間に「お忍び」で来るような方はこういった方が多かったと「体験」したようでした。
お忍びなんだから、そしてもう会わないかもしれないのだから、従業員に対していちゃもんをつけたりしても良いように思えてしまいます。しかしそこでも、自分のことだけではなく、周りに対しての配慮が成っている。だからこそ企業のトップで居ることが出来るのだなと話を聞きながら感じました。
他の人にも配慮が、という点においてこんな記事がありましたのでシェアします。
まとめ
人が出来てこその良い仕事。
人が出来てこその良い人生。
方法論は、いわゆる「ハウツー本」などにたくさん載っていますが
在り方というのは、ハウツー本では養えなく、自分で行動し思考していくしかありません。
例え私が高知へ移住するという方法を取ったとしても
このブログのようにPVを稼げるわけでも無いですし。
これは「イケハヤさんという人」だからこそのこのブログですし。
在り方そのものを変えなければ表面的な方法論は役に立ちません。
話が少し逸れてしまいました。
結局この男性の話から感じたことは2つ。
表面的な方法論というよりは「在り方」そのものに目を向けて、
それを変える毎日を
過ごしていきたいと感じました。
そして、結構いつでもどこでも
いろんな人に「私」という存在は
見られ、感じられているのだなと改めて実感しました。
終わり。