サーモンのおすし

日々の雑記や、ブログを運営していく中で気づいた事を記載していきます。

まだ東京で消耗してるの?イケダハヤトさんに突撃Skypeインタビュー!

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いきなりですけど、このブログをみなさんご存知ですか?

まだ東京で消耗してるの?

なんとも煽り感満載のブログです。
このブログを運営しているのはイケダハヤトさんというプロブロガーです。

東京から高知に移住し、その様子をブログで公開したりしています。

筆者も東京に住んで8年になりますが、最近田舎が恋しくなることが多々あります。

そんな折にこのブログと出会ってしまったので食い入るように過去記事を見返しました。読んだ最初の時は、「いやまだ東京で消耗してるよ?」って感じでした。

読んでいるうちにイケダさんに興味が湧いたので、


インタビューしちゃいました。


時間にしておよそ30分。Skypeでのインタビューです。

今回は「移住」「働き方」そしてイケダさんの運営されている「サロン」のことを柱にインタビューをしてみました。

量が膨大になってしまったので何回かに分けてお送りします。

最初は「移住」そのものについてのインタビューです。

まだ東京で消耗してるの?イケダハヤトさんにインタビューしてみた!


忙しい山暮らしの合間を縫って快くオッケーしてくださったイケダさん、ありがとうございます!

ブログでの印象はなんだか物静かな人そうな感じがしましたが、そんなことはなく気さくに色々と話してくださる方でした。ですが話しには一本筋が通っていて、「ああ、だからブログで生計立てられるんだな」と感じました。

 

イケダさんに移住の事を聞いてみた。

 

質問者の写真
イケダさん、今日はありがとうございます。インタビューをやったことが無いので緊張してますがよろしくお願いします。

 

解答者の写真
いえいえありがとうございます。僕もこの企画をやりたいと思っていたので実験に付き合っていただいてありがとうございます。30分くらいでやってみましょう。短い方がうまくまとめやすかったりしますので。
質問者の写真
了解です。では早速。私は「移住」というキーワードに注目してブログを読ませてもらっています。今現在東京に住んでいて、元々東北の方から引っ越して来たんですね。そのタイミングというのは、「学生の時に上京してきた」というもので、それも「移住」といえば「移住」じゃないですか。
解答者の写真
そうですね。
質問者の写真
だけど、イケダさんの場合には住む場所をガラッと変える「移住」だったと思うのですが、そのきっかけや、本当に大変だったこととかあったら聞きたいです!

東京で生まれるモノは僕が創らなくても良い。



解答者の写真
きっかけ・・・色んなことが言えるんですが、あんまり語って無いことでいうと、僕も(昔は)東京に居て、文章を書いたり、編集をしたり、色んなサイトを作ったりだとかしていたんですね。かれこれ5年くらいだったと思います。こういう東京での経験が最後の方には面白くなくなってきてしまって。”東京で生まれるモノって僕が創らなくても良い”と思うことがすごく多かったんです。
質問者の写真
なるほど。
解答者の写真
すーごく分かりやすく言うと、話題のパンケーキ屋さんとか。そういったのが出来るとまずブロガーの人は殺到するわけです。それでみんなでパンケーキの記事を書く!そしてみんな大体同じ文章!
質問者の写真
あるある!
解答者の写真
なんなんでしょうね。とりあえず東京は人が居すぎるので、高知のネタなんかは逆に誰も書かないかなと。”僕が書かないと本当に誰も書かない”んです。食べログにすら載らないお店たくさんありますから。
質問者の写真
へぇー。載るのが普通かと思ってました。
解答者の写真
それでいてすごく美味しいお店ばかりなんですよ。そういったお店がたくさんあるにも関わらず誰も書いていない。でも、東京は逆ですよね。全く美味しく無いお店でも食べログ見ればあるし、美味しいお店はそもそも行列で入れ無いし。他の人もいっぱい行ってるし、僕が書く必要が無いんです。
質問者の写真
うんうん。
解答者の写真
まあグルメなんかは象徴的なジャンルだからこういう表現をしたんですが、それに限らずどんな面白いテーマを自分が見つけたとしても、東京に居た時には誰かが先に書いちゃってるんですよね。それも、僕より予算を持っていたりする人(会社)だったり、元々読者を持っている人たちが書いちゃったりしてるんで、自分が書く意味が無いなあと思っちゃうんですよね。
質問者の写真
そうかー。確かに東京はそういう意味ではかなりの激戦区です。
解答者の写真
はい。なので僕はある種そういうフラストレーションを東京に居た時感じていたんです。何年ぐらいかな、多分2010年の末くらいから、「なんかちょっとこれはおかしいな」と。 それでまあ、コンテンツ作りにも子供の教育にも地方の方が良いなとは感じていたので、ようやく去年(2014年の夏)に脱出することが出来たという感じです。
質問者の写真
なるほど。ちょっと時間を置いた感じですね。
解答者の写真
そうですねー。思い立ったのが子どもが生まれた時で、その時から移住までで子どもが1歳半になっていたので、ちょうど数えて1年半の検討期間がありますね。

高知の知られざる県民性とは。



質問者の写真
その検討期間で高知以外は見たんですか?
解答者の写真
もちろん色んな地域を見てます。幸いにして出張で色んな地域に行くことが出来ていたんです。宮崎、福岡、佐賀、愛媛、岐阜、長野、山梨寄りの神奈川などなど。でもやっぱりその中で高知が面白かったんですよ。本当、一度来て頂けると。
質問者の写真
ははは!本当行きたいですよ。行ったこと無いですし。
解答者の写真
本当わかると思います。多分四国の中でも高知は、んー、文化的にも独特ですよ。僕がいつも高知を紹介する時に出すフラグで「飲酒費用が全国トップ」というのがあるんです。飲酒にかける費用のランキングってのがあるんですけど、それが全都道府県中トップ。検索していただけると出ると思うんですけど、(地図上で)真っ赤っ赤なんですね、高知が。偏差値でいうと90くらいです。圧倒的に飲むんです。
質問者の写真
笑  圧倒的ですか。
解答者の写真
そうです笑。 それで同時に県民所得が全国最下位クラスなんですね。沖縄と張り合うくらいお金は持っていない。けれども酒は飲みまくる。
質問者の写真
へえー。確かに独特な文化を持ったところですね。
解答者の写真
南国文化なんですよ。すごくみなさんオープンマインドでおおらかでその日限りで生きていて、祭りが大好きでみたいな。県民性がかなり色濃いです。
質問者の写真
色濃いですよそれは。
解答者の写真
企業も企業で大企業はまず存在しないといって過言では無いと思います。四国だと、高知だと太平洋に面していたり山脈に阻まれていたりするので物流が悪かったりするんです。一方他の愛媛・香川・徳島あたりだと本州と近いわけです。ので、本州の企業が瀬戸内海沿いに色んな工場を作ったりとかしてるんで、結構雇用はあったりするんですね。愛媛なんか大きな会社がたくさんあります。それと比べたら高知は全然です。それでも逆に言うと面白いんです。そうなるとみんな自営業やり出すようになるんです。サラリーマンが少ないです。明らかに少ない。
質問者の写真
自分で商売をする方が多いんですね。
解答者の写真
ですね。あとはサラリーマンやっていると言っても小規模の会社で働くことが多い。従業員数名という規模の会社です。 今はどちらかというと僕は自分の力で稼ぐ力が無いとヤバイと思っている方なので。そういう意味では高知のみなさんは意外と自立していて。そんなめちゃくちゃ大きな金額を稼ぐわけではないですけど、しっかり自分の力で稼いでる人が、比率で言うと明らかに多いと思います。

東京と高知、東京は「待つ」のが当たり前。



質問者の写真
それもまた独特です。サラリーマンということを聞いて思い出したんですが、満員電車の記事書いてたじゃないですか。たまに朝に電車に乗るんですが、普段乗らない分乗るとすごく(嫌だなって)感じます。同時に尊敬もしますけど。私は無理だなって思います。
解答者の写真
ああいうのが高知は無いですよ。
質問者の写真
いいなあ。あと、色々”待つ”んですよね東京は。何するにしろ。店入るにも、スタバひとつにしても!
解答者の写真
本当にそうですよね。東京に行って改めて衝撃を受けたのは、この間東京に行ったときにスタバに入れなかったこと。カフェに並ばないと入れ無いなんて意味がわから無い。休憩するためにカフェに行くのに。立ってて逆に疲れました(笑)
質問者の写真
ですね。学生の頃はまあ”東京に憧れる”というのはありましたけど、だんだんやっぱりちょっと・・・になってきます。
解答者の写真
(東京も)これはこれですごい特殊性だと思います・・・。


量が多いので何回かに分けて記事にします。第一回目は「移住」「東京と高知」。話していて今すぐにでも高知に行きたくなる、そんなイケダさんの「高知最高!」という思いが伝わってきました。次回もお楽しみに!



イケダさんの本。これ暇があれば読みまくっています。ブログを運営されている方の必携の書かと。


こちらもおすすめです。

イケダさんでは無いですが。有名どころを。

 

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