Googleアナリティクス初心者の筆者が学ぶ「基本用語」
初心者の筆者が学ぶ!Google アナリティクスの基本用語
まず筆者が最初に戸惑ったのは、「似てるようで違う解釈のする項目」についてです。具体的に言うと
- ユーザー
- セッション
- ページビュー
この3つの違いが良く分からなかったんです。全部ページ見てることには変わりないじゃん!と思わず声を上げてしまいそう。
ので、まずは解析するには基礎中の基礎となるこの項目の違いについて明確にしておきたいと思います。
ユーザー・セッション・ページビューって何?違いを解説!
ここに、「Google商店街」というお店の連なる通りがあったとします。
そこに現れたA子さん。何を買い物するとは決めておらず、商店街のお店を見ていきます。
一つ目のお店。たくさんのフルーツが並んでいたのですがあまり興味がなかった様子。次のお店に行きます。
次は野菜!ここでA子さんはかなり野菜をチェックしていました。興味があるんでしょうね。
こんな感じでぐうさんはGoogle商店街のお店を5軒ほど周り、違う商店街へと行ってしまいました。
このお話で、「Google商店街」はあなたのサイト、「A子さん」というのがアナリティクスで言うと「ユーザー」という項目です。
「A子さん」が商店街の中で何軒お店を回ろうが、「A子さん」は1人しか居ません。ので、ユーザーのカウントは1となります。
5軒巡ったということは違うものを5つ見た、ということになりますので、「セッション」という項目が5になります。
この「セッション」というのに特徴がありまして、最初のフルーツ屋さんに30分以上の間を置いて戻って来た場合、1カウントされます。
ので例えばA子さんが「あ!やっぱりリンゴ買おう!」となり、戻ってくるのが30分経ったかどうかでセッションのカウントが決まっていきます。
もうひとつの「ページビュー」という項目はそういった縛りがなく、「見たものは見たでしょ」というカウントになりますので、時間関係なくカウントされます。
その他の基本用語を確認しよう。
- 平均セッション時間
サイトを訪問してくれた人が、サイトにどのくらい滞在してくれているか、その平均時間を表す項目。
長く滞在してくれているほど「このサイトに興味がある」ということになりますからね。
- ページ/セッション
ページビュー数をセッション数で割ったもの。 例えばPV数が15でセッション数が5だとすると、ページ/セッションは「3」になります。
- 直帰率
サイトに来た人が1ページだけ読み、他のサイトへ行ってしまうかブラウザを閉じてしまう人の率。
- リアルタイム
今、まさに今この瞬間に、サイトを訪れているユーザーのアクセス数を見ることができます。
- 新規セッション率(New Visiter)
レポート期間内に、サイトを初めて訪れるユーザーの割合。 例えば全体で100人ユーザーが訪問していたとして、75人があなたのサイトを「初めて見ます!」という場合、新規セッション率は80%となります。
ただし「レポート期間内」なので期間外になったらリセットされます。
- Returning Visiter
レポート期間内に、サイトを2回以上訪れるユーザーの割合。それだけ気にしてくれているということなのでここを意識して「ファン」を増やすのが良いかもですね。
- トラフィック
サイトに来てくれたユーザーが「一体どこのサイトから(媒体から)来たのか」を表示する項目です。 検索をしてそれに引っかかって来てくれたのか、FacebookやTwitterなどのSNSから来てくれたのかなどを見ることが出来ます。トラフィックに関しては以下に項目別に解説します。
- 参照元
あなたのサイトを訪れる元となったサイトのこと。
- Organic Search
GoogleやYahooなどの検索エンジンから、検索をして来てくれた人の数や率。
- Social
ソーシャルメディアでの訪問数や割合。 Facebook、Twitter、はてブ、Naverまとめ、Hatena Diaryやmixiなどがこちらのツールではソーシャルメディアからのアクセスとして定義されています。
- Referral
上の項目で説明した Social 以外の参照元サイトの事。 feedlyやブログ村、人気ブログランキングなども、Google アナリティクスではReferralからのアクセスとして定義されています。
- Direct
参照元のサイトがない訪問の数や割合。 訪問した人があなたのサイトをブックマークし、そこから来た場合や、メルマガ中のURL、URLの直接入力などの場合があります。
- コンテンツ
サイト内のそれぞれのページの事を「コンテンツ」という言います。「内容」という意味があります。例えば筆者のこのブログで言うと、1記事1記事が「コンテンツ=内容」となります。
- ブラウザ
訪問してくれた人が、Google Chromeを使っているのか、Safariを使っているのか、それともInternetExplolerやOpera、Firefoxを使っているのかを見ます。
- OS
オペレーションシステムの略です。その人の使っているマシーンがWindowsなのかiPadやiPhone(iOS)なのか。Android、MacintoshやLinuxなども解析項目にあります。
- デバイス
パソコンを使って閲覧しているのか、スマホなのかタブレットなのか。現代では「モバイルファースト」という言葉があるように、スマホからの閲覧が増えているのでそちらからの閲覧が多い場合は、そのモバイルでの見栄えを気にする必要があります。
- not provided
これがなんなんだろうって筆者はずっと思っていました。わからない項目だけどやけに数は多い。簡単に言うと、『GoogleユーザーがGoogle検索をした場合のキーワードはセキュリティの関係でこう表示されてしまいます」ということだった。ややこしい!
まとめ
基本用語を理解することで解析の質が上がることは間違いないですよね。筆者もややこしい項目の違いなどがわかってスッキリ!もっと勉強して解析ツールの使い手になろうと思います。
終わり。