サーモンのおすし

日々の雑記や、ブログを運営していく中で気づいた事を記載していきます。

岡田武史氏「理念がないからこんなことが起こる」東京五輪問題にズバッと指摘。

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先日の記事で東京五輪について、もうハード面じゃなくてソフト面のことを考えていきましょうよという記事を書いたのですが

【先日の記事】

 

www.saumondesushi.co

 

それについてこんな記事を見つけました。

【東京五輪の諸問題】岡田 武史さん

筆者の思っている以上のことをさすが岡田監督、的確に指摘していましたので紹介していけたらと思います。

諸問題が起こってしまったのは理念がしっかりしていないからではないか  

五輪へのロードマップでこれだけのことが起き、ケチがつくのは、理念がないからかもしれない。
何のためにやり、何をレガシー(遺産)として残すか。もう少し明確にしないといけない。
以前もこの欄で述べたが、今更、国威発揚やインフラ整備ではなかろう。景気の刺激と言っても、五輪後の反動が見えている。

何のために、というのは本当に運営していく五輪の委員会の方々や、そして私たち国民も意識していかなければならないことだと思います。 

 経済効果のために、であるならば正直私はやってもやらなくても良いと思う。そんなことの 為に選手やコーチは利用されたくないはずなので。

五輪が終了した時に、何が残るのか。大きな大きな競技場だけなのか。五輪の為に急いで作られたインフラ設備なのか。

もっともっと大切な何かを残していけたら。それを岡田氏は「絆ができること」とうたうべきだと述べている。 

スポーツは国境を越えた仲間が出来るもの。平和は結局人と人とのつながりから出来るものである。 

五輪やスポーツの特長は国境を越えた「スポーツ仲間」というくくり、絆ができること。
少しクサく感じるかもしれないが、それをうたうべきだ。
五輪といえば平和、平和とうたうが、具体的な平和とは、結局、人と人との絆だからだ。  

筆者も随分、「スポーツ仲間」に支えられながら人生を歩んできた。

試合となるとライバルだけど、一歩会場を出ると「仲間」になる。そんな不思議な絆だ。

そんな絆が世界中に出来れば、もっともっと平和を実感出来るはず。

もっともっと、多くの人が毎日に生きがいを感じられるはず。

 

現代のテクノロジーを最大限に活かした五輪を。

例えば開会式は国・地域ごとに出て行くのではなく、競技ごとに行進する。
また、世界中から集まった人の交流のきっかけができやすいよう、各競技のメーン会場にサッカーW杯でやるようなファンフェスタを設ける。
サッカーなら蹴鞠(けまり)や日本のサッカー史を紹介したり、関連グッズ、試合情報を提供したり。そういう「絆作りの場」を設定する。
五輪全体だとなかなか個別の絆はできにくいが、好きな競技ごとだと、共通の話題が多いだろうし、次の世界選手権などでまた会うかもしれない。絆を作りやすいと思う。

各会場は日本のテクノロジーを使い「スマートスタジアム」にすべきだ。
空港に降りたらスマートフォンのアプリに、母国語で目的地への案内が表示される。
会場に着けばチケット代わりになり、席まで案内。
その競技や選手のデータが、スマホで簡単に見られる。
帰りにグッズが欲しくなったら、それで決済し、自分の国へ送られる。
これだけで売り上げも、かなり上がると思うんだが(笑)。

ここまで考えてるなんて、さすがにすごい。現代のテクノロジー、2020年まで5年もあるから、更に進化した形での導入が可能かと思う。 

日本の技術を世界に見せるよい機会でもある。日本の精度の高い仕事を、世界に誇れるチャンス。  

もちろん、それには私たちひとりひとりの心がけが大事になってくるだろう。全員が一丸となって五輪に向かう姿勢。それも岡田氏は指摘している。

大事なのは人の心が変わること。 人の心が変わる前に来るとすれば、東京五輪のタイミングは早すぎるのかもしれないが、何とか日本のスポーツの地位を上げ、次世代につながる社会を残すきっかけにしてほしい。

昔から日本のスポーツやヨーロッパやアメリカなどに5年や10年遅れていると言われてきた。  

岡田氏も言っている通り、日本のスポーツの地位を上げるのにも絶好の機会であるだろう。  

だからこそ、エンブレムや競技場などのハード面の問題より、ソフト面を充実させていくこと。  

「やってよかったね」といろんな所から聞こえてくるように、国民一人ひとりの記憶に残るように。  

そんな素敵な東京五輪に、成りますように。

 



 

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