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世界陸上HP
いよいよですね、世界陸上！

テレビや電車の広告でも世界陸上のことを見かけることが多くなり、本当にいよいよなんだなあとワクワクしています。

色々印象的だったシーンはありますが（その１やその２でも紹介済み）まだまだあります。2001年にエドモントンで行われた世界陸上・男子100m決勝。優勝候補は前年のシドニー五輪で圧倒的な強さで優勝したモーリス・グリーン選手です。

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画像元

予選〜準決勝の走りをみているとなんだか調子も良さそうで、「もしや世界記録？」とワクワクしながらテレビの前で観戦していたのを覚えています。待ちに待った決勝。抜群のスタートを切ると、いつものように一歩一歩身体を起こし加速をしていきます。

中盤に差し掛かろうとしたところでグリーンに異変が。明らかに走り方が変わりました。スピードも上がりきらずという感じのままゴールへ。ゴール後は脚を引きずって苦痛に顔を歪めていました。大腿部の故障でした。

【エドモントン100m決勝動画】

そんな中でも圧勝、そして好タイム。「もし途中怪我をしていなければ・・・。」そう思ったのは私たけではないはずです。

このグリーン選手、実はアイアンマンというボディビルの雑誌に掲載されたこともあります。

そこに記載されていた事なのですが、彼、フルスクワットで体重の３倍挙げるそうです。ウエイトをやっている人ならばそれがどんなにすごいことかわかるはず。それくらいの脚力に彼の走りは支えられていたということですね。

さて、今回は短距離は短距離でも400mの選手。グレナダという小さな10万人規模の国から生まれた若きスーパーヒーロー、”キラニ・ジェームス”選手です。（なんと1992年生まれ！！！）

世界陸上超人BIG8!小さな国の大きな巨人、キラニ・ジェームス

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img via こちら

グレナダ（Grenada）は、カリブ海の小アンティル諸島南部に位置する英連邦王国の一国たる立憲君主制国家である。イギリス連邦加盟国でもある。島国であり、海を隔てて北にセントビンセントおよびグレナディーン諸島、北東にバルバドス、南にトリニダード・トバゴとベネズエラが存在する。首都はセントジョージズ。グレナディーン諸島の一部にグレナダ領グレナディーン諸島として、カリアク島やプティト・マルティニーク島などの島々を領有している。1983年に起きたクーデター後の混乱時にアメリカ合衆国と東カリブ諸国機構（OECS）によるグレナダ侵攻があり、国際的な注目を集めた。（wikipediaより引用）

そんな小さな島国のスーパーヒーローは、2011年の世界陸上で18歳にして金メダルを取りました。その年の優勝候補はアメリカのメリット選手。300mまでメリット選手にリードされますが、そこからジェームス選手の特徴でもある大きなストライドで徐々に差をつめ、ゴール直前でついに逆転、グレナダ初の金メダリストとなりました。

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img via ロイターより

　

ジェームス選手、世界陸上優勝はどうなる？

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IAAFより

これは今年の現在の世界ランキングを表したもの。それにピンクの線でジェームス選手の欄に注をつけてあります。見てのとおり、実は世界ランキングで見ると今シーズンはトップではありません。しかし、この画像内で一番名前の掲載が多い。ということは、”コンスタントに良い記録を出している”ということです。最速ではなく最強であることが世界大会では勝つ条件です。是非小さな島国のスーパーヒーローに優勝してほしいものです。
　　

キラニ・ジェームス動画集

先述の2011年世界陸上動画。最後の100mでメリット選手を抜くところ、注目です。

去年の試合動画。やはり最後の強さが際立ちます。

最新の今年の動画。今年最大のライバルとの一戦。世界陸上では勝ってほしいなあ。

日本の選手にもガンバってほしいですが、一流選手の試合も楽しみですよね。
超人BIG8、要チェックです！

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