夏バテ対策2015!クーラーで疲れ切ったあなたへ。
さて、前回は、日中屋外に居ることが多く、その気温の高さによって体力を奪われることで発生する「高温型」の夏バテ対策について記事にしました。
こちらです
今回はタイトルの通り、クーラーの寒さと外の暑さの寒暖差に疲れ切ったことが原因で発生する「クーラー型」の対策をつらつらと書いていきたいと思います。詳しい事前チェックは前の記事を参考にしてください。
こちら
大切なのは、”リズムを取り戻す”こと。
この「クーラー型」の特徴としては、自律神経が疲れ切って、交感神経と副交感神経のリズムが完全に崩れていることです。興奮作用の交感神経、リラックス作用の副交感神経。このリズムを人間の自然のリズムに近づける努力をすることで、改善を図っていきましょう。
1.朝は「動くよ!」のスイッチを入れる。
本来は、私たちの身体は、起床すると交感神経のスイッチが入り、活動モードに入ります。しかし、自律神経が疲れているとこのスイッチも曖昧になり、なんだか起きているのか分からない状態に。
そこで、2つの方法を提案したいと思います。どちらも行っても良いし片方だけでも良いです。あなたの生活リズム等で決めてください。具体的な方法としては
- 腕を振りまくる
- 熱いシャワーを浴びる
この2つです。
腕を振りまくる。ついでにシェイプアップの効果も期待出来ます!?
すごく単純な方法。起きたら腕を振りまくる。走るように片腕ずつ振っても良いし、両腕一緒に振っても良いです。
何故腕を振るのか。腕を振るということは、肩甲骨が寄ってくれるんですね。肩甲骨がしっかり内側によることで、胸がしっかり開いてくれます。身体を起こすことと、空気をたくさん取り込む準備をする。その二つがこの一つの動作で達成できますので腕を振ることを推奨します。実際に筆者も毎朝行っています。
また、肩甲骨の上の方には、「褐色脂肪細胞」という、いわゆる”脂肪燃焼のスイッチ”がたくさんあります。それを刺激することによって、1日の代謝が上がります。どうせ汗をかくなら代謝を良くしてシェイプアップもした方がお得感もあるじゃないですか。
ということで、腕を振る、オススメです。
熱いシャワーで交感神経のスイッチをオン!
温度の目安は41度前後。熱いと感じる温度は個人差があると思うのでそこは調節をお願いします。そしてこれは出来るだけ「毎日」行うことが大切です。
どういうことかというと、お仕事の日だけではなく、お休みの日も行ってください、という意味です。
生活のリズムというのは、休日も含めて考えます。リズムを一定にすることが、何よりも大切になってきます。休日だけリズムが著しく崩れてしまったら元も子もありません。寝溜めや食い溜めは出来ませんから。
2.日中は色んな「寒暖差」に注意です。
日中はオフィスやカフェ、そして外を行き来することが多い「クーラー型」の人たち。注意するのは言うまでもなく、その寒暖差です。
暑→寒の時は身体から熱を即逃がす!
暑い屋外からオフィスやカフェに入ると、涼しくて気持ちが良いですよね。しかし、そのまま何もしないと、身体に熱がこもったまま。その原因は、”身体と衣服の間”にあります。
この間に熱が溜まっていることで、それが汗となってしまいます。汗をかいて冷えてしまったら、、、悪循環の始まりです。
ので、見たことあると思いますが、バタバタさせる。Tシャツやワイシャツを、バタバタさせる!簡単で、当たり前の事ですが、やってください。余分な汗を防ぐ効果があります。
飲み物は出来るだけ”常温”で。
暑いからこそアイスコーヒーなど冷たい飲み物が美味しいのですが、ここはグッと我慢。機能が低下した胃腸に追い打ちをかけてしまいますから。
もしもアイスコーヒーなどを飲みたい時でも氷を少なめにする。最初の一口二口済んだら、口の中に留めて少し待つ。体温と同じ温度になってから飲み込む。そういった工夫で出来るだけ胃腸への負担を減らすことも大切です。
夜は”お休み”のスイッチをしっかり入れる。
日中、活動の為に使ったエネルギーを回復させる為にも、お休みのスイッチを入れることが大切となる夜の過ごし方の提案をしていきたいと思います。これも朝の時と同様、一つでも良いし全部でも良い。出来るところから始めてみてください。
湯船に浸かる。
自律神経が疲れ切ってしまっている人には非常に有効です。湯船というのは水の浮力で浮かんだ状態、つまり胎内の様な状態をつくれます。人が完全に安心出来る状態というのは胎内に居る時らしいです。その状態に近いのが普段の生活ではお風呂の中でしょう。
そんなに長い時間入れないという人も、お湯の中にしっかり入って1日の疲れを癒してください。たまに近くの温泉などに足を運ぶのもありかもしれませんね。
オススメは寝る時間の1時間程前。人が眠りに入る時というのは、活動時よりも体温が下がります。その為、お風呂から上がってゆっくりしているとしっかりと体温の差が生まれ、スムーズに睡眠に入ることが可能です。
いつもはシャワーだけだったという方、この機に試してみては?
ものすごい背伸びをしてからタコになる。
何を言っているんだと思われた方、申し訳ありません。わかりやすい例えがタコでした。
副交感神経のスイッチを入れるには、リラックス、つまり筋肉で言えば緩んだ状態にする必要があります。
ので、まずはその対極にある「緊張」の状態に、背伸びをすることで持っていきます。そしてそこから「タコ」の様にぐにゃぐにゃに力を抜く。3回程繰り返すだけで十分体はお休みモードに入るかと思います。
まとめ
- 朝は活動スイッチをオン!
- 昼は色んな寒暖差に注意!
- 夜はお休みスイッチをしっかり入れる。
いかがでしたか?ようは、もともとの人間のリズムに戻すよう努めていくという事ですね。シンプルなようで現代の生活では難しいかもしれません。ひとつでも取り入れて、改善をしてみてください。
みなさんの夏が最高のものになりますように!!!
そういうこと。