サーモンのおすし

日々の雑記や、ブログを運営していく中で気づいた事を記載していきます。

夏バテ対策2015!「高温型」夏バテの対策とは

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前回の記事で夏バテのタイプである、「高温型」と「クーラー型」について説明をしました。

 

夏バテ対策2015!チェックとその原因


今回の記事では「高温型」に焦点を当ててその対策を提案していきたいと思います。

高温型夏バテとは?


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まずは前回の復習からです。高温型の夏バテとは、その名の通り、日中屋外に居ることが多い人が、高い温度に体力を奪われて夏バテとなるものでした。

暑さにより汗をかき、それが続くと体内からミネラルが足りなくなってしまいます。それは体力の低下を導きます。また、”暑い所にいるけれど汗はかかない”という人も要注意。人間、汗をかかないと体に熱が溜まる一方です。その熱が体力を奪ってしまいます。


前回の記事より引用です。
夏バテの症状は、”蓄積”することによって起こります。ので、その兆候を素早くキャッチして改善を図っていけばそれ以上の悪化を防げることも。
では、具体的な対策をみていきましょう。

(1)身体を冷やす。


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当たり前と言えば当たり前。熱された身体は冷やすことでプラマイゼロに戻ります。ただ、冷やすと言っても防御の固い所を冷やしても効果は薄いです。つまり、”皮膚の薄い所”を狙い撃ちする必要があります。

体温を冷やすには、身体の中を巡っている血液の温度を下げることが効率としては高いです。ので、効率良く血液の温度を下げられる場所。

わかる方はもうお気づきかと思いますが、脇の下と脚の付け根。ここが皮膚が非常に薄いです。しかも血管も皮膚の近くを通っているので、ここを冷やすことで素早く体温を冷やすことが出来ます。

脚の付け根はなかなか際どい場所なので日中冷やすことが出来ないかもしれませんが脇の下ならチャンスはあるでしょう。1日の終わりにはどちらも水に浸したタオルなどを当てるだけでも、ほてった身体をリフレッシュ出来ます。

首の付け根なども良いですね。チャンスがあればドンドン冷やしましょう。

(2)食材には、身体を創る力がある。


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人は、食べる物で出来ている、というキャッチフレーズを聞いたことがあるかもしれません(多少違ったかも?)。
その通りで、食というのは、未来の私たちの骨となり肉となってくれています。

筆者の感覚では、「調子」という面で食事を見ると、1週間という周期で食べた物が身体に出るなと感じています。つまり、今食べているもので来週の自分の調子が決まってくるということです。

食事の面で意識したい事は3つ。
 

  1. 旬の夏野菜をしっかり摂る事。
  2.   
  3. 胃に優しい、または胃の働きを促進してくれるものを摂る
  4.   
  5. 偏りを無くす。(特に炭水化物とタンパク質と脂質のバランス)


これらについて一つ一つ説明をしていこうと思います。

1.旬の夏野菜を摂る


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食事のことを少し勉強している人や、なんとなく両親やおばあちゃんに、「旬のものを食べなさい」と言われた経験はありませんか?
私は結構口うるさく言われてきました。それが良かったのだと今では身に染みて感じます。
さて、旬の野菜。なぜ旬が大切かというにはしっかりと理由があります。旬の物は、分かりやすく言えば、冬に旬の食材は身体を温め、夏に旬の食材は身体を冷やしてくれます。

高温の中でほてった身体にはしっかりと旬の食材を摂って身体を冷やすこと。旬の食材に関しては筆者よりもこちらに詳しく載っていますので参考にしてみてください。

旬の食材カレンダー

2.胃に優しい、または胃の働きを促進してくれるものを摂る。


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夏バテは特に消化器系に機能低下がみられやすいので、胃腸の機能低下を食材によって改善していくのも良いです。

具体的な食材としては、
・大根(大根おろしが美味しいですよね)
・豆腐(胃に優しく栄養価もあります)
・白身魚(実は良質なタンパク質も胃にとっては大切です)
この様なものを普段の食事にプラスしてみてください。

逆に避けたいもの、つまり胃を刺激してしまうものとしては
・タバコ
・過度なアルコール
・刺激物(辛・苦)
・油物
この様なものです。是非夏バテの方はこれを機に食事の見直しをしてみるのもアリなのでは?

3.偏りをなくす


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胃腸が弱ると、食欲不振が起こるため、さっぱりしたものしか受けつけなくなります。そうめんやお蕎麦などがその代表ではないでしょうか。そういった食事を続けてしまうと、栄養が炭水化物に偏ってしまいます。この偏りを無くすことが身体をしっかりと保つには大切な要素となります。

具体的には、「良質なタンパク質もしっかり摂ろう」ということです。先ほどの項目で挙げた白身魚や鶏肉などがオススメです。ベジタリアンの方は大豆などでも代用出来ます。

食事で更に夏バテを悪化させないよう、辛いかもしれませんが毎日の食事に少しの気遣い(自分に対して)をプラスしてみてください。

(3)胃腸は横隔膜と関わりがある。


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少し専門的な話になりますが、胃腸は胸椎5番の背骨と関わりが深く、そしてその背骨は横隔膜という、私たちの呼吸に関わる場所との関連があります。
つまり、胃腸が弱ると呼吸も弱る、ということです。
ので、呼吸を復活させることで胃腸を復活させてしまおう!というのが狙いになります。

具体的な方法ですが、胃腸の弱っている人は、鳩尾(みぞおち)が固くなっています。仰向けになって、みぞおちを押した時に痛い方は要注意。
ちなみにみぞおちが分からない方はこちらをどうぞ。wikiのページに飛びます。
みぞおちと調べると色々と出てくるかと思いますが、筆者は臨床上での事のみを載せます。机上の理論だけでは現場は出来ていませんからねえ。

話しが少し逸れましたが、そのみぞおちの左右に肋骨があるかと思います。その肋骨を両手で軽く押さえ(本当に軽く。ソフトタッチくらいで良いです)、そのまま深呼吸を繰り返してください。吸うと肋骨が膨らみ、吐くと肋骨がしぼみます。その動きを感じてあげるだけで大丈夫です。

10回ほど繰り返したら、もう一度みぞおちを押してみて、痛みが和らいでいたら成功です。和らいでいなければもう少し続けてみてください。

まとめ

 

  • 身体を冷やす。防御の薄い所を狙って。
  •   
  • 旬の食材をたっぷり摂る。
  •   
  • 呼吸機能を回復させる。


いかがでしたか?まずはやってみることから始まりますので、今からでも出来ることは取りいれてみてください。
皆さんの夏が最高のものになりますように!

そういうこと。

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